身の上バナシ

さっきブクマしている若手俳優沼のブロガーさんが、久しぶりに記事を更新されてて喜び勇んで覗きに行ったら、アラサーで結婚できてないなんて思いもしなかった!ていうような締めくくりになってて、変な笑いが出てしまった。

アラサーといっても彼女はまだ30歳手前らしく、そんなに若いんだ!?ていうのと、やっぱり年齢と結婚はどの沼にいても、人間の女やってる限り等しく降り掛かってくるものなのね、と痛感した。

アラサーって便利な言葉だよね。正確に何歳から何歳までをカバーしてるのかは知らないのだけど、私は20代後半~30代前半だと認識してます。正確に言うと、25歳~34歳まで。だって、25の時「もうアラサーでぇ~~~」って吹いてたもん、ワタシ。(そして、当時の自分に「25歳です☆キャハ」て言っとけって言いたい。お前此処から先、10年近くアラサーやぞ)

そろそろアラサーもおしまいになるベテランアラサーとしては、このご時世いつでも結婚できるし、子供も医療の力でなんとかなるよ、きっと。(そうじゃないと困っちゃうよ)と、新人アラサー諸君にはお伝えしたい。

わたしは、中学生の頃盛大に人生をドロップアウトしてしまって、3/4以上学校に行ってなかったんだよね。理由は面倒だから省略するとして、そこから母親の頑張りのおかげでなんとか滑り込めるちょっと不思議な高校に入学して、卒業して専門学校にも滑り込んで、内定もなんとかもらって、今もなんとかお仕事続けてます。

今でも、今だからこそ?学校や趣味のつながりや職場で、友達ができて、普通の子みたいな生活を送れることが本当に奇跡みたいだって思ってる。

一回、普通の人たちと違う道を歩くと「もうあのメインストリートには行けないなぁ」って強く思ってしまって、一時期は生きていくのが本当に辛かった。今では、メインストリートはただ人が多いというだけで、私の歩いてる道のがワクワクするじゃん?って思えるけど、なかなかそう思えるようになるにも、思い続けていくのも簡単じゃない。

結婚や出産も同じで、出産は年齢的なタイムリミットがあるから少しは気にもするけど、その人が今だ!!!と思えるタイミングで自由に迎えられたらいい。そこに世間も家族も友達も、ただ祝福するだけで、焦ったりする要素がなくなればいい。

焦るのは本人が勝手に焦るだけかもしれないけど、なぜ焦るのか?を突き詰めたら、世間体とか周囲が言うからとか、自分以外の人が作り上げてきた幸せに、自分を当てはめようとするからだと思う。

私は、先述した通りちょっと人通りの少ない道を歩いていて、コンプレックスや臆病の塊で、独り立ちにちょっと時間がかかってしまった。一人暮らしも、同棲ももっとさっさとやっておけばよかった。(チャンスはあったのに、おバカちゃんめ!こんなに楽しいぞ。)ていう感じなので、結婚も出産ももうちょっと後でもいいかなって思ってます。もう少し、私はわたしと生きていこうと思うのです。

他人の決めた幸せのために時間や心をすり減らす呪いが、ひとつでもなくなればいい。

そんなふうなことを、ちょびっと思った月曜日でした。